シングルマザーの日日是好日

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おそうじマニアな娘・・・将来はポストこんまりさんを狙っているのか?

 

 

小学3年の長女が、9月末に通知表を持って帰ってきました。

 

小学生の通知表なので、まぁ・・・当たり障りのない内容ですね。

よっぽどのことがない限りは「がんばりましょう」はつかないのでしょう。

 

内容を確認して、「おうちの人からひとこと」的な項目に、これまた当たり障りのない
ことを書いて返却しました。

 


担任の先生からのコメントに「長女さんの教室をもっときれいにしたいとの発案で、”放課後おそうじ係”を立ち上げました。この調子でリーダーシップを発揮して・・・云々」と書かれていました。

 


通知表を見てみると、たしかに「たいいく係」と「おそうじ係」との記載があります。


3年生の放課後って、そうじ当番はないんだっけ??と不思議に思ったので、長女にくわしく聞いてみることにしました。

 

 

その前に、実は以前からこんな前フリがあったのです。

 

 

そうじ当番の時に張り切りまくっていたらしい、1年生時代。

 

 

小学1年になり、家庭訪問と個人面談の際に担任の先生はよく言っていました。

 

「長女さんは、放課後のそうじをとてもていねいにしてくれます。」

 

「ほどほどでいいよ~遊ぶ時間がなくなっちゃうよ?と声をかけても、教室をすみまでふきそうじをしてくれたりして、とても熱心にそうじをしてくれています。」

 

そうじがとても丁寧だとほめていただいたのですが、反面、大人目線のわたしからは「時間をちゃんと考えて、かつ、丁寧にそうじをすること」ができているのか、という
心配がめばえます。


そうじを丁寧にすることはとても大切なことです。

 

でも、あまりにもそうじに熱中しすぎて、終わらせるべき時間に終わらないのは少々困りますよね。お友達も待たせることになりますし。


担任の先生は決して「おそうじが終わらないから困っている」という話をしていたのではなく、純粋にほめてくださっていたのですが、、わたしが先回りして考えすぎてしまっていた部分があります。

 


なので、「丁寧にそうじをすることも大切だし、えらいけど、時間もちゃんと考えてそうじ当番をしなきゃいけないよね?」と当時は長女に諭していました。

 

 

「居残りそうじ」をしていたらしい、2年生時代。

 

 

2年生のある日、お風呂にいっしょに入っていると、こんな話をしはじめました。

 


「わたし、今日もほうかごに居残りそうじしてきたんだ♪」

 

 

え?居残りそうじ??

「今日も」ってしょっちゅう居残りそうじをしているの???

 

わたしの世代だけではないと思うのですが、「居残りそうじ=罰」ですよね?

 

 

まさか、担任の先生からは特に連絡はないけれど、罰を与えられるほどの何かをしょっちゅうしてるから、居残りそうじをしているの?と不安になりました。


そこで、恐る恐る長女に聞いてみたのです。

 

 

「ねぇ、もしかして、忘れ物したとか何かの罰で居残りそうじをしているの?」

 

すると長女の答えは…

 


「ちがうよ!!教室をきれいにしたいから、先生に残ってそうじしていい?って聞いて、できる日だけそうじをしてから児童館に行っているんだよ~」と。

 


えええ??自主練ならぬ、自主・居残りそうじかい。

 


どうやら、毎日そうじ当番さんが放課後にそうじをして帰っているんだけど、さらに教室をそうじしているんだそうな・・・・どんだけ、そうじが好きなんだ。

 

本来ならここで、「長女ちゃんはきれい好きでえらいね~」とほめるところなのですが、当時のわたしは完全に子どもの芽をつぶす行動をとってしまっていました(反省)。

 


なんで、そうじ当番さんがちゃんとそうじして帰っているのに、さらにそうじをする必要があるの?居残りそうじをするたびに先生も教室にいなきゃいけないとか心配かけるし、効率が悪いでしょ。そうじは決められた時間内に終わらせるべきで、だらだら時間外にそうじをしないこと。
時間というものはは限られているんだし、時間の概念をちゃんともっておかなきゃ大人になったら困るんだよ。ちゃんと、「放課後のそうじ時間です」って決められた範囲で、全力でやるようにしなきゃいけないよ。


・・・と、あらためて書き出してみると・・・わたし、ヒドイですね(汗)

 


つまりは、大人の「時間は有限」「タイムイズマネー」「効率と合理性」についてのフィルターにかかった目で見てしまっていたと。

 


一方、長女はというと、じっとわたし話を聞いていたのですが、「居残りそうじはできるだけしないこと」と諭したところ・・・しくしくと泣きだしてしまいました。

 


「わたしは教室がきれいだと、みんなも気持ちよく過ごせるし・・・そうじをしちゃいけない理由がわからない。先生にもちゃんと聞いてから、やっているんだよ。それなのにお母さん、ヒドイ・・・うえーーん(大泣き)」

 

 

・・・たしかに、「そうじをしちゃいけない理由」は、母も答えがでないよ。

いつもいつも、お部屋のおもちゃなんかを片付けたり、そうじするように言っているもんね。

 

そう、結局は「大人の定規」のフィルターに掛かっている物事は、子どもにとっては確かに理不尽なのだよね。

 

泣くほど、そうじがしたいのかー。そうか、そうか。

 


そんなに言うなら・・・ということで、「先生の都合を事前に確認すること」と、「お友達を待たせたりはしないこと」のお約束の範囲で、任せることにしました。

 

その後、2年生の後半もそうじに熱心に取り組んでいた様子で、ある日の学級通信に写真付きで「毎日教室をピカピカにしてくれています!」と生き生きと窓を拭いている長女の姿が掲載されてきましたよ。

 

 

そして、ついには「放課後おそうじ係」を作ってしまったそうで・・・

 


通知表に「そうじ係を立ち上げた」と書かれていたので、長女にくわしく聞いてみると、正式な学級内の係活動なんだそうで。

 

たいいく係とか、いきもの係とか、こくばん係とか・・・と同じく、女子4人で活動をしているそうなのです。


ひとりで暴走して、おそうじ係は長女1人だけで活動!とかだったらどうしよう・・・とちょっと心配だったのですが、ちゃんと係内のメンバーと放課後に残れるか相談したり、先生に予定を確認したりしてがんばっているらしく、ひと安心。


「しょくいんかいぎの時は、活動がお休みなんだ~」と楽しそうに話してくれました。

 


もしかして、1年の時も2年の時も「おそうじ自主活動」に否定的だった母がいたから、「正式な係活動として、おそうじをしたい!」と考えたのでしょうか。

クラスにおそうじ係がないから、無ければ自分で作ってしまおう、と。

 

母が思ってもいない方向に、子どもは成長していくんですね。

 


そうじが好きすぎて係まで作ってしまうなんて正直びっくりですが、「問題を解決する力」はちゃんと育っていってくれているんだな~と、とてもうれしい出来事でした。

 


将来はあの近藤麻理恵さんのように、特技を生かして活躍してほしいものです。