少し前の話になりますが、かの有名な札幌のクラーク像。
季節問わず、北海道大学の構内は観光客が多いようですね。
アジア系の観光客だけではなく、とても多国籍。
地元民はそれほど大学構内をウロウロすることはありませんが、休日にたまーに遊びに行くのもまた楽しい。
しかも、大学祭はもちろん、学生団体が立ち上げたイベントも定期的に開催されています。有名なイチョウ並木をメインに行われる「金葉祭」や農作物を販売する市場が開かれる「北大マルシェ」など。
北大マルシェはかなりおすすめですね。夏野菜がモリモリ格安で買えますし、石窯焼きのピザも大人気です。
わたしも実は「北大マルシェ」には毎年のように出かけています。
そして、石窯焼きのピザを食べ、籠に山盛りになった野菜を買います。
そういえばおととしは、枝付の枝豆を抱えて帰ってきました。
こうしておいしい農作物を食べるたびに、北海道愛を深めるという(笑)
前置きが長くなってしまいましたが、おととしの北大マルシェでウロウロしていた時のこと。ちょうど、正門から少し入ったところにクラーク像があります。
※北海道大学のクラークさんは胸像です。
そこで、道の向こうから「すいませーん!」と、見た目が高校生くらいのさわやかな男の子が走ってきました。どうやら、家族で観光に来ているようです。
枝豆とかトマトとかを抱えているわたし達を見て、絶対地元民だと思ったんでしょう。
その子は、「すみません、クラーク像を探しているんですけど・・・こういうやつ」というと、右手をあげたポーズをしました。
↑ これ?
「この、クラーク像って、この構内のどこにありますか???」と。
あああ、残念。答えは、「ここにはありません」。
観光客のよくある勘ちがいなんですよね。
北海道大学にあるクラーク像は胸像なのです。
そして、有名な右手で指をさしている像は、北海道大学構内ではなく、「羊ヶ丘展望台」にあります。
ここには探しているクラーク像がないと知った少年は、がっかりしていましたけれどね。
北海道のクラーク像と言えば、羊ヶ丘展望台のイメージが強いんでしょう。
でも、「クラークさん=札幌農学校=北海道大学」というイメージリレー。
ついでに、
探しているクラーク像まで行くには、ここから地下鉄とバスを乗り継いで、片道1時間近くはかかる。(本当です)
そう教えると、「それは・・・行くのはやめておきます・・・」と戻っていきました。
いやいや、ここはむしろ行くべきじゃないのか?
少年よ、大志を抱け・・・というか、初志貫徹ではないのか??(笑)
「旅行で札幌に行って、北海道大学のクラークを見て、知っているのと違ってガッカリした」という話を昔の職場(関東)で聞いたことがありましたが・・・
本当に間違って見に来ている観光客に会うとは思いもしませんでした。
北海道へお越しの際は、クラーク像をお間違えのないようにお気を付けくださいね。
ちなみに・・・わたしも羊ヶ丘展望台のクラーク像は見たことがありません。
地元民でも見たことがない人が多いんですよ~
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